飛躍の一片【新潟戦】

サラリーマン天竜

2012年05月19日 22:48

新潟 1-6 磐田


今日の対戦相手、新潟は順位こそ下位だが

失点11と堅い守備を誇る

とりわけこの手の対戦に弱いのは磐田である

堅い守備を崩せず自らがバランスを崩し失点する

水曜日の鳥栖戦からそんな嫌な予感を抱かないわけが無い

課題は先制点を奪えるか

それに尽きる



そんな不安はわずか7分で解消された

コーナーキックからビョングクが先制点を奪うと

15分にはペクのクロスを前田が合わせ

早々に2点のリードを奪う



前半終了間際には相手選手の退場で数的優位に

後半開始早々には小林のJ初ゴールで3点差



この後相手にやや主導権を握られ

オウンゴールから1点を失うものの

すぐさま松浦のゴールで再び3点差



新潟の動きが鈍くなったのも手伝って

前田の今日2点目

ロスタイムには山田の恋する軌道ゴールで

試合は決まった



大量得点以上に特筆すべきは

攻撃の姿勢だ



これまでリードを奪った後の攻撃は

お世辞にも積極的ではなかった

ボールを失わないよう安全に行くのが定石

加えて運が悪ければカウンターを食らう



ところが、今日の磐田は攻撃の手を緩めることは無かった

前田、山田のゴールがそれを物語る

相手の運動量やメンタル面、数的優位というハンデがあったかもしれない

それでもこの6得点という結果は

選手の頑張りに他ならない



今日の得点全てが効果的だったという見方も出来る

先制点から追加点の流れ

後半開始早々の追加点

失点直後の追加点

ダメ押しの2点

新潟のやる気を殺ぐには十分すぎるだろう



決して新潟が悪かったとは思わない

ヒヤリとする攻撃はところどころで見られた

しかし、すべてはタイミング

タイミングで磐田は上回り

結果として新潟のペースを乱した



課題はある

でも今日はやめておこう

今日、それを挙げても

また次の試合には新たな課題が生まれる



せめて今日ぐらいは勝利の余韻に浸ろうではないか



次節は大宮戦

侮れない

昨年の借りは倍返し

いや、それ以上

今日みたいな試合をしろと言う気はさらさら無い

勝ってくれればそれでいい

勝利こそが昨年の借りを返し

そしてそれが磐田にとってのグラン・ジュテとなるのだ

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