創造を超えて【ナビ 川崎戦】

サラリーマン天竜

2012年06月10日 09:44

川崎 0-1 磐田

「感謝の気持ちを持って」

試合前、監督は選手にそう伝えた



絶対に負けられない試合で

選手達は自分達のスタイルを貫いた



前半、圧倒的に試合を支配し先制点も奪った

早いプレスと的確なポジションで

相手にボールを持たせなかった



後半、思い通りに行かない場面が増えた

プレスや連携が遅れ始めると徐々にボールを持たれ始めるが

初先発となったGK竹重の

初先発とは思えない落ち着きぶりでなんとか凌いだ



この日、使った交代カードは0

「苦しい試合状況を乗り越える」

監督の送った厳しいメッセージに

若い選手達は見事に応えた



苦しくも守り抜いた1点は

価値ある勝ち点3をもたらした



4勝1敗。勝ち点12。得失点差+3

残り1試合

引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まる



敵地で難敵仙台相手であることを考えれば

引き分けを狙うのは妥当であろう



しかし、監督にその考えはあるだろうか

毛頭無いのかもしれない



どんな相手にも自分らしさを求める



それが今の磐田を創り出しているとするならば

今日の勝利も

次の勝利狙いも

すべて納得できる



竹重の起用

交代カード0

「新たな時代の扉を開き 新たな歴史を起こす」

「開起」に込めた思いは

ひとつひとつ実をつけ始めた



次はどんな実をつけるのか



敵地でも

仙台相手でも

引き分けで良くても

自分達のスタイルを貫き

貪欲に勝利を狙う



私たちは信じている

be brave. ~勇敢に。

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