2012年07月01日
勝利と安堵【FC東京戦】

磐田 3-1 FC東京
今日の勝利がわずかの安堵感を与えてくれた
公式戦3連敗中
けが人の続出
いつかはぶつかるであろう壁が目の前に現れたとき
誰もがもがき苦しみ
何とか越えようとする
その壁にぶち当たった磐田にとって
答えとまでは言えないが
一筋の光が見えた勝利ではないだろうか
思い起こせば今シーズンの始まりが
前途多難であったことは
前回も書かせていただいた
今日の勝利も
正直、“よくわからない勝利”である
それでも、掴んできた勝利の積み重ねが
ひとつの結果を出したことも
今シーズンの磐田が証明してきた
前半6分
山本康裕のクロスに山本脩斗が頭で合わせ
最初のチャンスをものにした
早い時間帯の先制点
毒が毒となるか
毒が薬となるかは
飲み手次第であるが
中断明け3試合で一度も先制点が奪えなかった磐田にとっては薬
いや、良薬であることは言うまでもない
その後の試合運びに課題はあったが
一人ひとりの気持ちでカバーしていく
相手に助けられた部分があるのは否めないが
それすらも自分達の力によるものである
さらには追加点も奪い
3-0とした磐田だったが
東京に1点を返されたのは余計であった
とは言えそれが現実
無失点に抑えられなかったのは課題である
3点差から生まれた余裕が生み出した隙であるとするならば
大量得点は毒となる
大量得点と無失点の狭間で揺れ動く心理
これこそがフットボールの醍醐味なのだろうか
次節は2位広島
少しの隙も許されない
見せようものならすぐに餌食となる
確実に勝ち点を
どんな形でもいい
勝ち点を奪う
そう、なりふり構わず勝ち点を奪う
その結果ひとつひとつが
新たな磐田のスタイルを作り出し
再びあの歓喜を創り出す
Posted by サラリーマン天竜 at 00:48│Comments(0)
│2012観戦記