2012年09月04日
道程【広島戦】

磐田 1-1 広島
僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る
人生は一本道なのかもしれない
時というただ白くただ広い
一方的に流れ決して戻ることが無いキャンパスに
自分の信じる道を描いていく
時折現れる分かれ道は自らの迷い
振り返ればそこに分かれ道などなく
ただの一本道
遠回り、回り道それすらもない
見えたとするならそれは夢か幻か
「勇気を持って」
「自分達のスタイル」
「やり続ける」
森下監督の試合後のコメントでよく出てくる言葉に
迷いは感じられない
信じる道をただひたすら前に進むだけ
過去を見れば
アジウソン監督は相手によって戦術を変えた
自分達のスタイルではなく相手に合わせているだけ
その批判にさえも、彼はそれが自分たちのスタイル
そう言い切った
結果が全ての世界にあって
結果を見れば
彼の選択は間違いではなかったと言わざるを得ない
首位との勝ち点差を縮めるチャンスであったこの試合
引き分けという結果をどう受け止めるべきだろうか
「勝てる試合を落とした」
これまで何度と訪れたチャンスをものに出来なかった
またしてもという思い
これで終わりか…
そう考えるのも間違いではないのかもしれない
「最悪の結果は免れた」
最後まで粘りながら
勝ち点を奪えなかった試合
それに比べれば…
それもまた真実だろうか
「正しい答えが無い」
紛れも無い事実である
順位だけを追い求めない森下監督にとって
順位以上に大切なものは
「勇気を持って自分達のスタイルをやり続ける」
その言葉に監督の強い勇気を感じる
優勝を追い求め
その先に優勝はあるのだろうか
「勇気を持って自分達のスタイルをやり続ける」
その先に優勝があるとするならば
これまで何度か訪れた上位対決
そのチャンスをものに出来なかったことすら
優勝への道程なのかもしれない
めぐり合わせは不思議なもの
終盤戦、上位争いに名を連ねるであろう
清水、仙台、鳥栖、名古屋との戦いが
10月・11月以降に組まれている
チャンスはあるのかもしれない
しかし、そのチャンスを掴む
いや、まずはそのチャンスを迎えるのも
「勇気を持って自分達のスタイルをやり続ける」
その先にしか見えないのかもしれない
今こそ信じるべきは何だろうか
これまで歩んだ道程
そして、これから進む道程を
「勇気を持って」
「自分達のスタイル」
「やり続ける」
be brave ~勇敢に。
Posted by サラリーマン天竜 at 22:05│Comments(0)
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